ソンドハイムコン②〜稽古!そして稽古!〜

(終演後ですが、①の続きです。終演報告は③になります。)


歌稽古が終わり、ステージングへ。

あ、そうだ、ただ歌うだけじゃないんだ…と思い出しました。笑


ソンドハイム作品の特徴の一つでもあるのが、

歌ってる状況、設定が特殊だということ。

一見ラブソングかと思いきやお互い違う相手を思っていたり、

会話をしてると思いきやそれぞれの生きている時代が違ったり、

一つの物事を違う場所から体験していたり、

普通に聴いていたらだんだん歌詞が思わぬ方向に行ったり、

途中で時間を止めたり…などなど。

お芝居や動きで表現しなければいけないことが沢山!!


それだけではありません!

ガッツリ歌い踊る曲もあったり、

6人で複数の役を演じ分けるシーンもあるんです!

コンサートということで、作品の流れをそのワンシーンだけで伝えるには

どうすればいいのかということを試行錯誤する日々でした。


そして忘れてはいけないこと


「暗譜」


曲数も多く、歌詞も音もリズムも


全然頭に入ってこない!!!!


口馴染みのいい曲はスッと頭に入っていきますが、

いつまで経っても覚えられない曲もちらほら…。

覚えた!と思っても動きをつけるとグダグダに…。

(でも私は突っ立って歌うより動きながらの方が覚えやすいタイプです)


これらに関しては解決方法はただ一つ


「練習」  のみ!!


全体曲は毎回何回も合わせて染み込ませました。お経のように。

ゲシュタルト崩壊も起こしかけました。笑



さあ、それぞれのナンバーができるようになった!!!

でもそれで安心してはいけません。


「ショーの流れを掴む!」

これが残ってます。


自分が出演するナンバー、コーラス、音響照明、MC、着替え等が

一連のショーの中でできないといけません!!


自分専用の香盤表を作り、全部書き込んで一人通しをして本番に備える。

そうしてやっと自信をつけることができました。



さあ、本番については③で!!


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